―泣き笑いの毎日に、そっとよりそう言葉―
クライアントの声
保育園に行く直前に「うんち…」と言われたり、着替えを嫌がったり、毎朝ドタバタ。
疲れてしまいます。
回答例
本当にお疲れさまです。
朝は一日の始まりなのに、すでに体力も気力も使い果たしてしまうような日もありますね。
「なんで今なの…」という出来事が重なり、ため息しか出ないこともあるでしょう。
でも、その一つひとつが、親として成長している証です。
繰り返しの毎日は、ときに終わりが見えないように思えるかもしれません。
でも、ふとしたときに、その積み重ねが「絆」になっていることに気づける日がきます。
どうかご自身を責めすぎず、「よくやってる」と心の中で声をかけてあげてください。
あなたのがんばりは、ちゃんと子どもの心に届いています。
クライアントの声
何度「寝ようね」と言っても遊び始めたり、泣いたり。気づいたら大きな声を出してしまい、自己嫌悪になります。
回答例
寝かしつけは、想像以上に心と体を消耗させますよね。
「早く寝かせて、自分の時間がほしい」と思うのは当然のことです。
けれど、そう思っても思い通りにいかないのが子育て。
そのたびにイライラしてしまうのは、あなたが一生懸命だからです。
そして、大きな声を出してしまったあとに「こんな自分はダメだ」と感じるのは、それだけ子どもへの愛情がある証です。
少しでもいいので、自分をいたわる時間をとってください。
毎日100点じゃなくて大丈夫です。
60点の日でも、十分に愛は伝わっていますよ。
クライアントの声
他のママたちは楽しそうで、自分だけがうまくいってない気がして落ち込みます。
回答例
わかります。SNSはキラキラした場面ばかりが並びますから、自分の現実と比べてしまいますね。
でも、本当はみんな、見えないところで葛藤し、悩み、涙しているのです。
あなただけが特別に大変なわけではありません。
比べるたびにしんどくなったら、スマホを閉じて、子どもの寝顔を見てみましょう。
あなたにしかできない、かけがえのない育児があります。
「この子の親は私だからこそ、ここまで来られた」
それだけで、じゅうぶん素敵な育児をされていますよ。
クライアントの声
忙しさと疲れで、子どもに怒鳴ってしまい、夜にひとりで泣いています。どうすればいいかわかりません。
回答例
その涙は、あなたがどれだけ子どもを大切に思っているかの証です。
怒鳴ってしまうたびに自己嫌悪に陥る…それほど、優しい心をお持ちなのです。
育児は心の余裕がなくなると、自分でも思ってもみなかった反応が出てしまうもの。
でも、「怒り」は悪ではありません。
ただ、それをどう扱っていくかが大切です。
「イライラしてしまったな」「つらかったな」と、自分の気持ちに寄り添ってみましょう。
親である前に、一人の人間です。
あなたもまた、誰かに癒され、理解されてよい存在です。
自分にやさしくなれると、子どもにも不思議と優しくなれますよ。
クライアントの声
「子どもがいて幸せ」と思えない自分に罪悪感があります。母親失格でしょうか。
回答例
母親失格なんてことは、決してありません。
育児のしんどさに心がすり減ってしまったとき、「幸せ」どころか「何のためにやっているのか」と感じてしまうのは、ごく自然なことです。
「子どもがいるだけで幸せ」と言える人は、その背景に多くのサポートや、心の余裕がある場合もあります。
あなたは一人で、よくここまで耐えてこられましたね。
やりがいが見えなくても、あなたが子どものためにしてきたことは、全部意味があります。
「感じられない=足りていない」ではありません。
見えないところで、あなたの愛情は確かに注がれています。
どうか、ご自身を責めないでください。
今の苦しみの先には、いつか「やってきてよかった」と思える瞬間がきっと訪れます。
ひとりで泣く夜があるなら、
その心を少しでも軽くできるように。
「誰にもわかってもらえない」と感じるなら、
ここに、そっと話を聴く場所があります。
あなたの毎日は、静かな勇気の連続です。
それを、私たちはちゃんと見つめています。
悩み解決ー大阪ハレルヤカウンセリング
